やっと仕事もひと段落しブログを書いております(一ヶ月以上経ってしまいました^^;)

これからは音楽制作、制作機材、古今のレコーディングのやり方等を頻繁にアップをしたいと思います(^^)

 

今年の夏は猛烈な暑さが続きました。(まだ熱暑は続いてますが。。。)

制作作業を行いながらも感じていたのですが今年の夏、いやここ数年、この一年を代表する様な『夏の曲』が減った、いや無くなった?と思います。

夏だけでなく、冬の曲も減ったというか無くなってしまった気がします。。。これは私にはとても寂しい事です。皆様もお感じになられませんか?

今年はサザンオールスターズさんがベスト版を出してくれたのでとても嬉しかったです(^^)

夏の代表的アーティストといえば、サザンオールスターズさん、TUBEさん、他沢山のアーティストがいますよね!

 

僕の中では中高学生時代に聴いた吉川晃司さんの『さよならは8月のララバイ』やCHAGE&優子さんの『二人の愛ランド』、米米クラブさんの『浪漫飛行』、杉山清貴&オメガトライブさんの『ふたりの夏物語』、浅香唯さんの『C-Girl』、プリンセス プリンセスさんの『世界で一番暑い夏』

ゆずさんの『夏色』、等数えられないくらい大好きな夏の曲があります。どれも30年〜20年くらい前の曲ですが今聴いても色褪せず夏を感じさせてくれる曲ばかりです!

ここ数年ではAKB48さん、E-girlsさんの夏の曲が好きですね。夏を感じさせてくれます!

 

さて、そこで感じたのが「何故、夏の曲(季節曲)が減ってしまったか?」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、音楽の販売形態がレコードやCDから配信販売が主流になった所から始まると思います。またTVでの音楽番組が減ってしまったのも一つの要因だと思います。

 

CDが主流であった時代は夏の曲(季節曲)の売れる期間はおよそ2ヶ月間でした。CDショップに置いて頂ける期間は2ヶ月間、早ければ1ヶ月間でした。(ロングセラーになったもの以外)

レコード会社勤務時代、季節曲は特に短期間集中でCDを売らなくてはならない為、CMタイアップ、音楽番組の出演、ラジオや有線放送のパワープレイ(ヘビーローテーション)、雑誌等の掲載を依頼しに、テレビ局、ラジオ放送局、広告代理店、CM制作会社、出版社に駆けずり回った事を思い出します。

私がA&R兼マネージャーを担当していた五味美保さんも夏をイメージした曲が多かったです。

しかし、配信販売が主流になった今はWEBサイトでのダウンロード販売の為、CDショップからCDを置いて頂けなくるみたいな事が無くなりました。WEBでは楽曲をアップして購入可能にすれば、いつでも購入出来、楽曲が無くなる事は無いでしょう。

短期集中販売がいつでも購入出来る販売形態に変わって来た事、またユーザーもいつでも楽曲を購入出来る様になった為、レコード会社としても短期集中販売より長期的観点で楽曲販売を主とする傾向になって来たのだと思います。

そして楽曲が売れる期間の短い夏の曲(季節曲)は少なくなったのだと思います。購入したい時に今昔の楽曲が買えるという事は素晴らしい事ですが、配信販売による長期販売が理由で夏の曲(季節曲)が少なくなってしまったとすればこれは私にとって非常に寂しい事です(涙)。

 

夏の曲が無い。。。寂しい。。。どうしたら良いか?

そうか!自分で制作すれば良い!!と今更ながら気付き、夏の曲の制作を始めました!

楽曲は80年代の曲調、インストロメンタル(歌詞、歌の無い曲)ですが、曲のタイトルは『夏の唄』です。

来月には弊社Webサイト、YouTubeにアップします。この曲を聴いて頂き、

皆様に夏を思い出して頂いたり、もう8月も終わりですが夏を感じて頂ければ嬉しいです!