いやー、寒くなりましたね。といっても今年は暖冬で例年より暖かいです。。。よね?

今年も歌モノからイベントBGM、様々な楽曲を制作させて頂きました。関係各位、クライアント様、誠に有難うございます。大変お世話になりました。来年も引き続き宜しくお願い致します。

そして今年はオリジナル曲も少しずつですが制作を開始しました!

今年、音楽制作は勿論ですが販売について色々考えさせられた1年でした。今年は特にストリーミングが急成長した年だと思います。

今はCD、ダウンロード、ストリーミング、大きく分けてこの3つがあります。(CDもまだまだ日本ではかなりのシェアを維持しています。)

ストリーミングの良さは月額定額制で楽曲聴き放題という利便性だと思います。また、CDプレイヤーが無くてもスマートフォン一つで楽曲が聴け、楽しめるようになりました。

また、アーティスト、楽曲制作者、発売者サイドも国内だけでなく、世界に発信出来るようになった事は非常に素晴らしい事だと思います。

その変わり、ストリーミングも楽曲数が増え、販促活動(プロモーション活動)は難しくなったと思います。

いい意味で『本当に好まれる楽曲が選ばれる』時代に入ったとも感じます。再生回数は友人やSNSの口コミの拡散で一度聴いても自分にはあまり好みでない楽曲は再生回数は多くて3回でしょう。

このストリーミングでのヒット曲を研究して楽曲を制作し、大成功を納めた『AmPm(アムパム)』は最も注目しているアーティストです。

 

しかし、このストリーミング時代に『形として手に取る事が出来る、永久保存としてCDが売れるアーティスト』(企画物、CD全盛期の時代からデビューしているアーティスト以外。)に更に注目していきたいと思います! 

 

音楽制作だと今年のWAVESのプラグインの激安セールには驚かされました。自分が10万円ほどで購入したバンドル『Diamond』が、確か85%オフとかでメルマガで見た記憶があります(汗)。

WAVESにはWUPがあるのでそちらを収益の重点に置くのでしょう。音楽制作者の皆様は解っている事と思います。けど、やはり羨ましいなぁ(笑)。

そして、今年も多大なプラグインがリリースせれました。今年は音源よりもサンプリング音源の販売が拡大に増えたと思います。

これにより絵で例えるなら、一からスケッチを書いていたものが、出来た素材を糊で付けていく作業に変わります。これにより制作スピードは格段に上がります。

うーん、これにより楽曲のクオリティー、音楽制作者のスキルが下がらなければ良いのですが。。。(しかし、聴き手が良いと感じてくれる楽曲が一番なので、これで感銘を受けて頂ければ勿論、素晴らしい事だと思います。)

また、AIによる作曲、編曲支援ソフトが出てきました。これはまだ試していませんが、作曲、編曲が出来ない、苦手な人も簡単に楽曲制作が出来る事と思います。(クオリティーは未知数ですが。)

今年は音楽制作、音楽販売に明確に確変期が訪れた年だと思います!

来年に色々な答えが出てくるのでしょう。

 

今年はレコーディング、音楽制作以外でもMIDIデータの修正、音源の差し替え、曲と曲との繋ぎ等、細かいお仕事も沢山させて頂きました。誠に有難うございます。

 

オフィスクリシェ、来年も何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

追伸:余談ですが、今年、最後に購入したプラグインはFabfilter Pro Q3でした。マスキング検知機能、LOW CUT,HI CUTをバッサリカットしてくれるBrickwallは本当に有難いです!