|
いやー、本当に久しぶりのブログになりました^^; 元号も平成から令和に代わり、新しい時代の幕開けと共に私も今までに無い新しい音楽(良し悪しは別として恐らく今までに無いと思います(笑))のアイデアが湧いて来てこれからが楽しみです。 先程、某アイドルユニットの楽曲制作が一段落しました。 私は今はサウンドプロデュース業をメインに行ってますが、元々は原盤制作会社、レコード会社のA&R、プロデューサーとして業務を行っていました。 |
A&R(アーティスト&レパートリー)とはなんぞや??と思われる方も多い方と思うので、簡単に説明します。
レコード会社のディレクターの事で、楽曲作り全ての事に関わります。
具体的にいうと楽曲制作の管理、ジャケット制作の管理、プロモーション展開、制作費や予算、全ての業務における進行スケジュールの管理、収益見込みの計算等全ての業務に携わります。
単純に言えば、全ての業務における管理業務です。しかし、制作実務には殆ど関わりません。
プロデューサーも楽曲全ての事に携わります。私はプロデューサーになってからはA&Rの業務に加え、アレンジャーに楽曲アレンジをお願いする前のヘッドアレンジを行い、
作曲やボーカルディレクション、コーラスアレンジを行い、ミックスディレクション、ミックスチェック、修正、マスタリングディレクション、マスタリングチェック、修正全て行いました。
レコーディングで1番考えるのはアーティストのやりたい音楽の方向性とその方向性が商業ベースに乗るか(売れる楽曲になるか)という事でした。
プロデューサー時代はよく職人気質なアレンジャーとは言い合いをしたものです(笑)。アレンジャーも職人気質な方と仕事と捉え柔軟に対応てくれる方といます。
今、サウンドプロデュース業をメインに行なっていますが、プロデュース業を事前に行なっていて良かったと思うことが多々あります。
一番は俯瞰に自作曲を聴けるという事です。
例えば、これは商品として世に出せる作品になっているかを考えられ、ライブやコンサートで歌った時のオーディエンスのリアクション等を頭に浮かべながら楽曲制作が出来るという事です。
今回のアイドルユニットの楽曲制作を通じて、改めて俯瞰で楽曲が見れるもう一人の自分!?が居て良かったと痛感しています。