またまた久し振りのブログになります(汗)。
最近は歌モノ、劇伴の制作に加えて、DTMオンラインレッスン、YOUTUBEチャンネルのBGM、SE制作等のお仕事を頂く機会が増えてきました。
まだ続くこの状況下で、皆様、自宅で行う趣味が増えたのだと思います。自宅で音楽を制作して、配信したり、YOUTUBEにアップしたりする方も増えたと思います!
そこで、今日はDAWソフト(音楽制作ソフト)の徹底比較をしたいと思います!!(あくまで自己流ですので、今後、DTM(デスクトップミュージック)を始める方に参考になればと思います。)
自分が初めてDAWソフト(MIDIシーケンサー)を使用したのは恐らく、30年くらい前になるかと思います。
あの頃を振り返ってみるとPerformer(現在ですとDigital Performerに当たります。)とVisionを使用しているアレンジャーが多かったです。
自分はPerformerを使用していました。当時のDAWソフト(MIDIシーケンサー)はPC内にオーディオとして書き込む事は出来ず、レコーディングスタジオの各トラックに制作したMIDIデータで発音した音をスタジオのコンソール(卓)を通してマルチテープに収録するという作業が自然でした。
さて、前置きはこの辺りでいいとして(こんな時代もあったんだよとお伝えしたかっただけです(笑))、現在は音楽制作が自宅やプライベートスタジオで完結出来る環境になりました。何よりも大きな違いは制作した音源をオーディオファイルでPC内に書き出せる様になった事ですね。
今は本当に様々なDAWソフトがありますね。自分は持っていないので写真の掲載が出来なかったのですがCubase,Logic,Studio One, Protools,Abelton Live,FL STUDIO,Cakewark(旧SONER),Digital Performer等本当に多くのDAWソフトがあります。
今回は私の使用しているDAWソフト(Logic,Protools,Studio One)とシェア率トップのCubaseの4つのDAWの良い点、改善点などをあくまで個人の感想ですがお伝え出来ればと思います。
①Logic Pro X 10.15.2
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楽曲制作でメインで使用しているDAWソフトです。まずは最大のメリットは価格が安いです!今日現在で2万4000円でした。また操作出来る事や機能の向上が加わると通常アップグレードするのに有料なのですが、これが無料で出来る事も素晴らしいと思います! また、付属の音源がおよそ60GBあり、プリセット音源の豊富さもメリットの一つだと思います。Apple製なのでMac PCのみでの使用という点が残念な所だと思います。(最近はWindowsでも手を加えて使用している方がいるみたいですね。) Apple Loopというサンプル音源もかなり使え、10.15から加わったクイックサンプラー、サンプラーはサンプル音源を扱うのに非常に便利で重宝しています。 |
②Protools 2021.01
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楽曲のミックス、マスタリングで主に使用しています。オーディオ素材の音質はとても良質で好きですね!!クリアで奥行きがあり、音像がしっかりしています。業務用レコーディングスタジオにはUltimate版がほぼ設置してあります。オーディオの音質が良好なのでProtoolsを使用していると言っても過言ではありません。 私は通常盤の年間サブスクスクリプション版を使用しています。通常版、Ultimate版とあり、サブスクリプションも年間、月間とあります。年間サブスクリプション(通常版)は3万9000円程ですが、更新時にサブスクリプションをしないと再加入の際はもっと費用が掛かるので要注意です(汗)。 2020になってから、色々な機能が増えましたが、ミックス、マスタリングしたファイルをバウンス(書き出す)際にProtoolsの新規のオーディオトラックに自動で書き出してくれる機能は、マスタリングした楽曲がすぐに聴けるので非常に助かります。 |
③Studio One 5.4
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Studio Oneの一番好きな所は動作が軽快な所です!動作が軽快なので、操作面を覚えるのも早いと思います。 また音質の良さには定評がありますね。確かにクリアで良質だと思います!Studio One5になってから、64bit、384Kh(対応したオーディオインターフェイスの使用のみ可能)まで音の解像度を高める事が出来る様になりました。 また、DDPファイル(CDプレス工場でプレスする際のファイル型式)で書き出す機能があるのは有難いです。DAWソフトでDDPに書き出しが出来るのはStudio Oneのみだと思います。マスタリングが終了した楽曲と楽曲の曲間の調整、ボリュームバランスの調整の際に使用する事が多いです。アップグレードは有料です。 開発者がCubaseの開発者なので、Cubaseと画面はとても似ていますね!Studio One5になって加わったスコアエディタ機能は素晴らしいと思います。打ち込みをしたMIDIデータをそのまま譜面に変換され、互換性があるので譜面から音符を直してMIDIデータに反映する事が出来ます。 |
④Cubase 11
DAWシェア率トップのDAWソフトです。私の知人のクリエイターの利用者も多いです。Cubaseの一番のメリットは利用者が多いので情報交換がし易い、またWEBでも本当に多くの情報が掲載されている点だと思います。
Windows利用者の使用率が高いDAWソフトだと勝手に感じています(笑)。アップグレードは有料です。
今回はDAWソフトの私の所感を書いてみました。コロナ渦が続き自宅にいる時間の増え、『これからDTMを始めてみようかな?』と考えている方も多いと思います。またDAWソフトの乗り換えを検討されている方に少しでも参考になればと思います!
また、弊社でDTMスクールも行なってますので皆様のレッスン受講を心よりお待ちしております! 無料の体験レッスンもあります!
コロナ渦の厳しい状況はまだまだ続いておりますが、感染対策を行い健康第一で皆で現状を乗り超えたいと切に思います。