残暑お見舞い申し上げます。まだまだ、コロナ渦も続き、暑い夏も続いていますが皆様、元気にしていらっしゃいますでしょうか?私は相変わらず、楽曲制作、レコーディング、ミックス、マスタリング、DTMレッスンと猛進しております。
昨日はCliche DTM School の生徒Sさんとの対面レッスンでした。今年5月から『プロを目指して頑張りたいです!』とレッスンを受講して頂き、約3ヶ月が経ちました。元々Macユーザーであり
飲み込みも良く3ヶ月で全24カリキュラム中22カリキュラムまで終了し、ほぼ自分で楽曲制作が出来る様になりました。
生徒Sさんとパチリ!
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昨日はLogic10.4バージョンからアップデートされた新機能『Smart Tempo』のレッスンをメインに行いました。 『Smart Tempo』とは一つのオーディオ素材のテンポをLogicが自動解析して、他のオーディオ素材を追従させるといった便利機能です。 この機能では音程を変えずにテンポを早くする事が出来るのですが、これにはSさんも驚いて感動していました! 「こんな事が出来るんですね!これからオーディオの素材の利用が増えそうです。」とワクワクとしてくれました。 こういう発見でワクワクして頂いたり、喜びや感動、創作意欲が上がって頂けるとレッスンをしている私もとても嬉しくやりがいも感じます! この他にオーディオファイルを格納したフォルダーから、使用したいオーディオ素材を見つける設定であったり、オーディオ素材のピッチ(音程)の変更と オーディオ素材の扱いに関するレッスンを行いました。 色々と習得して頂き、制作のモチベーションアップ、喜びや感動を感じて頂けると私もレッスンを行って本当に良かったと思います。 |
Logic Pro 初期画面
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Sさんも5月に体験レッスンをして頂いた際にはLogicは本当に一からの状態でした。体験レッスンではDrummerの便利機能に触れて頂き、たった3ヶ月で、ピアノロール(音を発音させるMIDIノートをピアノの鍵盤上で可視化出来るもの)の打ち込みは勿論、固定ベロシティや固定ノート長、ヒューマナイズ、そこからワンステップ上げてオートメーションやパラアウト、AUX、BUSトラックの役割も習得して頂き、今では素敵な楽曲を制作することが出来る様になりました。レッスンカリキュラムが進んで行く上で、生徒さんの質問やレッスンとは別にこれを知りたいという内容があればカリキュラムと並行してレッスンしていきます。 私のレッスンで一番初めに時間をかけるのは『コンプレッサー』の概念、また『イコライザー』の概念です。レッスンの初期段階で徹底して行います。何故なら利用頻度が非常に高いエフェクターなのですが、本当に理解出来ている方が少なく感じるからです。 コンプレッサーは音圧を上げるもの、イコライザーは音域を上げたり、下げたりするものと初めは思うと思います。確かにそれは間違いでは無いのですが、コンプレッサーは音量バランスを整えるものであり、何故、音圧を上げる際に役に立つのかを知って欲しいのです。 またイコライザーは音域を上げれば、その分失う音域もあるという事を知って欲しいのです。 |
Sさんの楽曲制作画面
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Sさんにもまず、Logicのメインウィンドウの概要を説明後、簡単に打ち込み操作を覚えて頂いてからコンプレッサーとイコライザーを身に付くまでレッスンを行いました。 解説を行った後、メールでも概要を詳しく記載して送りました。「コンプレッサーとエコライザーはこういう事だったのですね!勘違いしている所もありました。」とご理解頂けるまで習得して頂けたご様子でした。 MIDIの打ち込みやLogicで行える機能を習得して頂き、その次にオーディオ素材のレッスンに入りました。主に使用する.wav.aiff.mp3の説明、ビットレートとサンプルレートの説明などを行い、今では30トラックの素晴らしい楽曲を制作出来る様になりました。 生徒さんが卒業間近になると、「これから頑張れー!!自分の表現したい楽曲を作ってね!」と卒業をお祝い、応援する気持ちと、少し寂しい気持ちになります(笑)。 SさんはLogic制作講座、次回で全24カリキュラムも終了になりますが、その後もミキシング講座も受講して頂けるという事でしたので、次回からさらに高度なレッスンが始まりますがミキシング講座も楽しくクオリティーの高い作品が制作出来る様に頑張りましょう!!
皆さまの無料体験レッスンの受講もお待ちしております!
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