WAVES永続ライセンス継続のお知らせ Chat GTP
|
皆様、すっかり春らしくなりましたね!!私は相変わらず、楽曲制作、DTMスクールを行なっております。
もうDTMをやられている方ならご周知のとおり、3月27日にWavesがバンドルセット販売中止、サブスクのみ開始と発表を行いました。
しかし、サブスク開始と同時にバンドルセットの販売中止になった事はWavesユーザー皆様の反対意見も多くあり、4月3日からバンドルセットの販売を再開しました。
今回のWavesのサブスク『WavesCreative Access』の最大の目玉は『StudioVerse』の登場ですよね!各トラック(楽器の音色やボーカル)毎にグラミー賞受賞エンジニアや有名エンジニアがWavesプラグインのインサートを
提案してくれたり、AIがトラックの楽器を聴いて、Wavesプラグインのインサートやプラグインの調整をしてくれるというもの。 iZotopeのOzoneのマスターアシスタントの様なものですね。
『StudioVerse』は他のエンジニアやAはどの様にWavesプラグインをインサートするのか試してみたいですね。しかし、個人的にはサブスク料金が個人的には高いなぁと思いました(汗)。
220個のWavesプラグイン(Wavesプラグイン)全てが使える「Waves Ultimate」(月額利用料3,630円/年額利用36,300円(月額利用より2ヶ月分お得)、110個使用出来る「Waves Essential」((月額利用料2,200円/年額利用22,000円(月額利用より2ヶ月分お得)
と記載がありました。私はWavesはバンドルでHorizon、SSL 4000 Collectionを所有しており、合わせて86個のWavesプラグインを使用する事が出来ます。あ、他にも単体でちょこちょこ単品で買っているかな(笑)。
私は『StudioVerse』は使用してみたいけれど、サブスクには興味がありませんでした。何故なら約90個あるプラグインで、必ず使用するというものは10個位だからです。
Pligin Alliance、iZotope、fabfilter、softube、その他のプラグインとの組み合わせで十分足りています。エンジニアやAIがどの様にプラグインをインサートして調整しているかという点はDTM初心者には勉強になり、商業利用しているプロには時間短縮になる事と思います。
しかし、エフェクト系プラグインメーカーはサブスクの波が来ていますね。サブスクの方が買い切りより利益率が高いのでしょう。一昨年のPlugin Allianceプラグインのサブスクから始まり、昨年のUAD(ユニバーサルオーディオ)プラグインのサブスク、購入(以前はUAD製品を所有していないとプラグインの購入が出来ない敷居の高い製品でした。)
など、サブスクの波は来ていますね!プラグインを試すという事ではサブスクは良いと思いますが、個人的には毎月、使用料を支払うという点に抵抗があります。買い切りの方が安心出来ます。
サブスクといえば、自分はProtoolsの年間サブスクが高額で1番困りますが(苦笑)。2年前にProtools永続ライセンスの年間更新期限を過ぎてしまい、再加入しようと思った所これがまた高い(苦笑)。Avidさん、サポートの電話も中々繋がらないし、色々と改善頼みます!
そして『StudioVerse』と同様にAIのチャット機能もすごい勢いで来ていますね。OpenAI社のChat GPTの優秀さにはかなり驚きました。不具合が起きたプラグインの質問をChat GPTに投げかけた所、適切な解答が返ってきました。
この勢いだと数年先にはDAWソフトに指示を出して「8小節目から10小節目までのViolin、トレモロで弾いて。」と言えば、その指示通りになるのでしょう。
また「お任せするから、他の全音色を聞いてアニソン風で一番似合う奏法して。」とかも出来る様になるのでしょう。しかし、そこに無い『楽曲を制作する楽しさ。』や『楽曲が仕上がった時の達成感。』などは失われるでしょう。また楽曲制作者の心を揺さぶられる感情が失われるのでしょう。
これからはAIと付き合っていく時代になりますね。AIを上手く活用しながら『自作曲』、『芸術』という気持ちは失わずにしたいと思います!
また、私にシンセサイザーの楽しさを教えて下さった原点の方である坂本龍一様、心よりご冥福を申し上げます。